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幸せだったの。
世界で一番幸せなんじゃないかって思ったの。
曖昧な関係に終止符を打って、これから甘い日々が始まると思ってたんだ。
だけど、やっぱり、甘えるなんて柄じゃない事するんじゃなかった。
簡単に信じるんじゃなかった。
こんなカッコいい人が、初対面で身体を重ねてしまったような私を本気で好きになるはずがなかったんだ。
初めて出会ったあの日から全部やり直せたらいいのにな。
ううん、それでも遅いね。
出会わなければ良かったのかもしれない。
愛してないなら、たとえ一回だって好きだなんて言ってほしくなかったよ。
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