3人が本棚に入れています
本棚に追加
門番、美鈴に別れを告げ、ヲ級はしばらく歩き、湖に辿り着いた。
ヲ級の温度センサーはここが温度が低いということを感じ取ったものの、深海と比べたらどうと言うことはない。
ヲ級「空母だから飛ばなくてもいいんだけど」
ふわりとヲ級は浮き、湖を進み始めた。
「やい!そこの見慣れないお前!」
しばらくした後後ろから聞きなれない声がした。
後ろを振り向くと青い髪をし、背中に翼のような物をする少女がいた。
「お前強そうだな!このサイキョーの私と勝負しろ!」
この少女の周りは冷気が漂っている。この寒さはこの少女のせいだと判断したヲ級はいつも通り(期待はしていない)検索してみた。
すると、過去にこんな会話をしたのを思い出した。
駆逐艦イ級「そーいやヲ級様」
ヲ級「ヲ?」
イ級「なんか何処に冷気を自在に操れる子供がいるらしいっすヨ」
ヲ級「へぇ…そんなのがいたら温度を極限まで下げたら制空権取り放題じゃないかヲ」
イ級「まぁ、噂っすヨ」
ヲ級「氷精、チルノかヲ?」
チルノ「あたいの事知ってんのか?流石あたい!」
最初のコメントを投稿しよう!