霧の湖

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チルノから逃げ切ったヲ級は再び湖を進んでいた。 途中からチルノは半泣きになっていたが、この際、気にしないことにした。 一時間あたりで流石にヲ級も疲れを感じて来た。ちょうど良い岩があったため、そこで一息つくことにした。 ヲ級「副砲は大丈夫みたいだヲ」 砲身をいじりながら何気無くちらと陸地を見た。 かなり遠い距離だが、ヲ級の目には三人の男と一人の少女を確認した。 男1「へっへっへっ!なぁ!今どんな気持ち?」 男2「俺らみたいな人間にボコられるってどんなもんなんだよ!」 「痛いよ!やめてよぉ!」 男3「はっ!やめてって言ってやめるやつが何処にいんだよ!」 ヲ級は無視しても良かったのだが何と無く気になり、行ってみることにした。
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