第1章

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右手の蛇は癒しの白蛇 左手の蛇は破壊の黒蛇 真っ赤な瞳は先を見る 黒い髪がうねる時 彼女の口は三日月のごとく笑う 今は亡き愛した親友の死を悲しみ 今も生きる友人からは毒を吐かれ 彼女は泣く ただ 泣くばかり だが いつかは笑うだろう 「さて、今日は何を喰らおうか」
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