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はじめに
コンテストに作っていた短編をプロローグとして、この本編に加えました。
二冊に分けても良かったのですが、こちらの方が自然に読んでいただけると思います。
作者としては、クレオが住んでいた場所を離れてすぐに、歴史探求の旅に出かけさせようと思ったのですが、開国して国政をスフィンクスに一任させてから、旅立たせる方が自然な様に想い、プロットの変更を行いました。
まさか歴史物を書くとは、想いもよりませんでした。歴史に興味はあったのですが、
『答えのないものを追い続けてなにがロマンか!ただの妄想好きか!』
このように考えています。そうだとすれば、
『おとぎ話的なものでもいいのではないか』
このように想い、書き続けた次第です。歴史上の『たぶん真実』の部分を用いて、お話を書くことは楽しいです。興味があるので尚更です。この建国編が終了すると、すぐに旅立たせると思います。そして、当然、数日でアトランティスに帰らせて、国政も行う。このようなプロットになると思います。
アトランティスの発掘調査もまだまだ出来ていません。これらを考えていくのも、楽しくて仕方がありません。
歴史は大好きですが、学問としての歴史は、憎みも恨みも軽蔑すらしている、表裏一体の作者の作品です。
お時間がありましたら、ぜひとも読んでやってください。
2015年9月30日
ぽえやろ
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