第1章

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この店員さんが? 私は一瞬目を疑った。 一見してなんの変哲も無い学生さんにしか見えないのだが。 「あ、私は学生じゃ無いですよ」 私の心を読んだかのように彼女は言った。 私はなんとなく気味が悪くなった。 「それで、どんな夢をご所望ですか?」 店員さんは相変わらず笑顔で聞いてくる。 だがその目は笑っていなかった。
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