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「なあに?サク??」
「何だか似てね?あの時、『馬鹿カラス』のキィオに翻弄されて暫くした日に俺らがに吼えたてたビーグル犬に。」
「本当だな、サク。似てるぜ・・・!!あの馬鹿面!ぷぷっ!」
「うううう・・・うううう・・・」
「何だかヤバくね?俺ら、この犬に威嚇されてるんじゃ・・・」
「そうだな・・・これは・・・逃げろーーーー!!」
ばさばさばさばさ・・・
ばさばさばさばさ・・・
カワウのレミとトキのサクが野良犬から逃げ、無事に上空に飛んできた頃。
「なあ、サクちゃん?」
「なあに?レミちゃん?」
「あの犬・・・もしかすると・・・」
「ん?」
「いつか、俺達の決して免れることの出来ない『宿敵』になるんじゃ・・・」
「ええっ?!」
~2LBと空飛ぶ三匹の子猫・fin~
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