目覚めた記憶。

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ーーーー能力測定終了後。 「さすがです!ゆうが様!!」 キラキラとした目で 口々に褒め言葉を言う執事たちに 僕は首をかしげて淡々と言う。 ゆ「そう?別に普通だけど」 謙遜とか、そんなんじゃなくて この時の僕にとっては 能力は使えて当たり前だった。 それに無駄に詰め込められた 莫大な知識のせいで 10歳とは思えない冷淡な考え方と 冷静さを身につけていた。 今思えばクソ生意気な 餓鬼だったと思う。
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