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「おかーさん!!今はふみかの顔が思いきりはれて大ケガを負っているのよ!!アタシは心配になっているからふみかに聞いているのよ!!」
「ゆみか!!だからと言って、幼稚園の送迎バスの乗り場に行かなくてもいいの!?ゆみえは幼稚園に行きたがっているのに置き去りにするわけなの!?」
「おかーさん!!おかーさんはふみかの顔が思いきりはれているのに、ふみかのことはどーでもいいと言うのね!!」
「そんなことは言っていないわよ!!」
「やかましい!!アタシは今頭がサクラン状態におちいっているのよ!!それなのにいちいちいちいち細かいことを言うて来ないでよ!!」
この時、ゆみえがギャーと大声をあげて泣き出したのでありました。
「どうしたの…ゆみえ…ごめんね…幼稚園に行きたいよね…」
あずさは、必死になりましてゆみえをなぐさめていましたが、ゆみえは『幼稚園に行きたい!!』と言いまして泣き叫んでいたのでありました。
「ごめんね…ごめんね…ゆみか!!どうしてくれるのよ!!ゆみえが乗る幼稚園バスが出てしまったじゃないのよ!!」
「やかましい!!おかーさんがゆみえを幼稚園に連れて行ってよ!!アタシ!!思いきりキレているのよ!!」
ゆみかは、思いきりキレてしまった後に寝室にとじ込もってしまったのでありました。
ふみかもこの時、思いきりキレていましたので、部屋にとじ込もってしまったのでありました。
家族がこれから幸せになろうとしているのに、再びシュラを背負って生きて行かなくてはならない状況になっていましたので、あずさ自身はヒヘイしていたのでありました。
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