第二章 再び決意

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「やべぇ、久しぶりの膳には、やっぱ美味えぜ!」 ガツガツとした様子で一番に食べてるのは、原田左之助だった。 周りより高身長(189)に少し青色に見える黒髪で三つ編みで一つに結わえていた。 「おいおい左之、誰もお前の分まで食わねえから、もう少し落ち着いて食えよ!」 それに呆れた顔して呟いたのは永倉新八だった。 茶色の短髪に原田より少し引くめな身長(187)それでも十分な程高いが、腕も身体も程良い筋肉がついている。 「うるせぇッ!新八。 俺の膳が誰に横取りされるか分からねえだろうがっ!! いつ何時油断は武士の恥じだぜ!!」 と、原田は早くもご飯を完食させながらそう堂々と宣言した。 「まあまあ新八っちゃん。 左之さんが食い意地を張っているのは何時もの事じゃん!!」 そう永倉に声をかけたのは藤堂平助だった。
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