第一章 二度目の生

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「俺が、俺らがやってきた事は全て無駄だったってことかよ!!」 叫ばずにはいられなかった。 神様とわかってても怒鳴ってしまった。 『そうでもないぞ。 お前には今までやってきた経験があるだろう。 今、後悔しているなら生きて未来を変えろ!! 己を歴史に残せ。 京の人間が新選組を恐れているなら、遣り方を変えろ! 恐怖支配だけなら人はついていかない。 飴と鞭を使いわけろ。 それが一つの未来が変わる。』 「分かった。 もう一度生きて、今度は未来を間違えない。」 『そうか。ならこれを持っておけ。』 神が俺に手渡したのは一つの本。 俺はそれを手にとった。 『それにはこれから起きる未来が書いている。 未来ヒントを見て歴史を変えろ。』 「ああ、神さんありがとよ!」 『ふっ、そろそろ時間だ。』 俺の体は光に包まれてしだいに意識が消えていく瞬間、神の口元に笑みが見えた。 人物紹介。 壬生浪士組・新撰組。 名前=新見錦 本名(田中伊織) 齢=23。 性別=男。 身長=172。 体重=6.2。 顔=上の中。 この物語の主人公。 見た目=赤茶色の髪で肩までの髪を後ろで緩く一つに結んでいる。 顔は美形で目はキリッとつり上げているので、相手には狼に睨まれているように見える。 剣術=神道無念流剣術。 特技=読書、体術、暗殺剣。 性格=言葉や行動は乱暴だが本来は不器用で優しい。
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