第二章 再び決意
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「新見、お前は俺にとって息子も同然だ。 だから今度は倒れる前に俺に頼れ。」 ああ。だから、俺は。 そんな芹沢さんだから俺は死ぬ瞬間まで付いて行ったんだ。 近藤や土方達は知らないだろう。 本当は、本当は芹沢さんは誰よりも仲間思いで優しい人だと。 だから、だから今度こそ、芹沢さんを生かす。 もう間違った運命を辿らせない。 次こそは芹沢さんも壬生浪士組の未来を変えてやる。 歴史に名を残してやる。
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