あだ名を付けるバイトの先輩

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本屋さんに居る店員さん(バイトらしい) 店に来る客に対して、勝手にあだ名を付けている。 発言例。 「あの人はポロロッカさん。好きな作品があると、その関連の本を読むからね」 「あの人はサンドイッチマン。 20歳ぐらいだけど『いや~んな本』を買うときに必ず他の本でサンドイッチして買うからね」 「あの人は、伊達みきお君。歴史関連の書籍が好きだからね。 知ってる?サンドウイッチマンの伊達みきおさんは、伊達政宗の子孫なんだよ」 「あの娘は、デアゴちゃん。 デアゴスティーニ系をよく買っているからね」 「あの子は、コナン君。 サンデーとコナンの単行本を必ず買うようだね。 最近は、推理小説も買っているみたいだね」 「あのおじさんはパチ夫くん。 パチンコ雑誌をよく買っているからね」 「あの青年は梁山泊。 パチンコで生計を立てているらしいよ」 他に、客の傾向を読んで商品発注の役に立っているようなんです。 正社員を含めた皆さんが「これはどうだろうか?」と首を傾げた作品を彼の判断で発注。 これがまさかの大当たり。 「今、売れてます!」の一角に陳列される程の本になりました。 他にも伝説はあります。 ある雑誌でも低人気(掲載順で後ろの方)の作品を彼の判断でそれなりの数を仕入れましたが 最初は返本の対象でした。彼の独断で「どうしても…」と止めた事があったので確保しておきました。 1年ぐらい経つと作品が化けて、どこの店でも売り切れの山でした。 彼は何が見えていたのでしょうか? 彼が確保しておいた作品だったのです! まだ、彼が確保した作品で日の目を見ていない作品がありますが、私はいつか日の目を見られる日が来ると信じています。。。 職業:文系大学の学生・心理学専攻 顔はイケメンですが、私の妄想も入っているかも。。。 特徴:店長さんも一目置いてくれる頼れるバイトリーダーさんです! 口癖:俺は君達の「本当の姿」を知っているよ。 今は辛い思いをしているかもしれないが、それがこの世に生きているという事なんだよ… 私は彼を見ていると、本を通じて人生観まで学べそうな気がしています。 客だけでなく、店の仲間にもあだ名を付けるのは止めてほしいです。。。 「君はサザエさんだね。 一生懸命やっているのは解るけどいつも空回り。 そこが憎めないところなんだけどね」胸キュン!
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