episode169 壊れたハート②
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考えるより先に 身体が答えていた。 キスに応じるように 弟の方へ身を屈め 俺は思わず目を閉じた。 「嬉しい……」 和樹の指が ゆっくりと俺の顎先を撫でる。 その指はすぐ 柔らかなタッチで唇をなぞって。 「開けて。僕を受け入れて――」 催眠術のように 無防備に 俺の口を開かせる。
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