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~出会い編~
俺の名前は相馬 幸太郎(ソウマ コウタロウ)。
人生終わったと思ったね、俺。
「本当…どうしよう。父さん…母さん…」
二つ折りの携帯電話は行き交う車に無惨にも踏まれ、木っ端微塵になっていた。
「あー!俺のけーたい―!」
「そういえば、自己紹介がまだだったね。
俺は大園 貴也(オオゾノ タカヤ)。君は?」
ハードルの高さ棒高跳びくらいになってませんか??
可愛いなんて思われても、胸がキュンとか。
ドキがムネムネするー!なんて事態にはならないと思う。
・・・・独りはもう嫌だよ・・・・・怖いんだ。
ただ、この幸太郎、と言う子に少し興味が出た。
本当に、ただの気まぐれ程度だ。
二人の出逢いは…
偶然か?
必然か?
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では、本編startです。
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