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「な、なんという闘いじゃ」軋む装甲。悪魔王は呆れ声だ。「これでは猿と変わらぬ」
判ってる。わかってはいるが、敵の剛腕に捕らえられて身動きできない。完全に加速と暴虐の虜。互いにいつバラバラになってもおかしくない。
「死ね! 死ね! 死ねぇ!」ボロボロの騎体をいとわぬカプリコンはコクピットで雄叫びを挙げ続ける。正気ではない。プログラム――呪いに自我を失っているのだ。
「ぬ・はハハハハっ! 良いぞカプリコーン!」「トドメ・は、ワレラが刺してくれ・ル!」急加速急上昇に着いてこれるのは流石エクス・マキナ。ビショップの二騎は細かな瞬間移動を繰り返し、ルークとカプリコンを取り囲む。まるで分身の術。
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