プロローグ 闘いの後

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字面にすると可笑しいが、マブイを託された者の宿業というべきか。目的の為には非情にならざるを得ないという、不死ゆえに向かい合わねばならない〈死〉への心構えだ。 戦国の世なら兎も角、一介の兵士に何を言ってるんだか。ま、大先輩の取り越し苦労ってやつなんだろうな。 ざっくり言うとこんな感じだ。ちなみにマブイの閉じた俺にスサノオをなんとか出来る筈がなく、後はボコボコにされたってのが正直な話。所々記憶が跳んでいる。 マブイが開いたとスサノオが感じたのはつまり、アガートラームが繋いだ内宇宙と外宇宙のせいらしい。
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