第2章 春樹の想い

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マリアは、カレールウを作っていた。 カレー粉。 ローリエ。 あと何を入れて作っているのか、 玉葱を炒めてるけど、それ、カレーだっけ。 数十分後。 「お待たせ~マリア・スペシャルカレーよ」と、マリアは持ってくる。 美味しそうじゃないか!! きちんと福神漬とらっきょうとパイナップルとココナツもトッピングに用意されていた。 「明日は揚げもちそばを作りますけど、春樹さん、おもちアレルギーはないでしょうね」 いつから下の名前で呼んでいいって言ったか河北マリア。 「ないよ、なんでも食べられる。アレルギーはない」 「やりがいを感じるわ!!」 マリアはそう言って、カレー皿を洗っていた。 マリア。 好きになってしまうかもしれないよ。 どうする大河内春樹!!
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