第1章

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その店は人体パーツを売り買いする店である。 店員は容姿端麗な人から少し地味な人まで何人もいる。 メニューや売り場などはなく、店員自体が商品なのだ。 ほしいと思った店員のパーツを注文すると それに見合った自身のパーツを売ることになる。 例えば、ある定員の目が素敵だったとする。 店員の目と自身の目をまず交換され、見合わない場合、腕や足、鼻などそれに見合うだけのパーツが買い取られてしまう。 よくみると店員一人ひとりの左右のバランスがおかしかったりするのはそのせいだ。
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