第1章

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今日、私達はファンのみんなの前で重大発表をする。 実「ハァ…」 千「宇野ちゃん?大丈夫??」 さっきから何度もため息ばっかついてる私に千晃が心配して声をかけてくれる。 実「ぅーん…何かねぇ…」 千「大丈夫だよ!私達もいるしフォローするよ!!」ニコッ そう言って可愛い笑顔を見せる千晃に癒やされて少し勇気が出た。 実「ありがとう千晃!!」 千「どういたしまして!でも…」 実「??」 そう言って指をさし苦笑いを浮かべる千晃。その先に男メンバーに囲まれる彼の姿。 実「……。苦笑」 千「さっきからずっと楽屋とトイレを往復してるんだよ(笑)ずっと嗚咽してるし…あの調子で大丈夫なのか?(笑)」 緊張で自分でいっぱいいっぱいになってた私は周りの事さえ見えてなくて彼があんな状態な事すら知らなかった。
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