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しかし作ると売れ、到底間に合わないので、
ドゥーガ村の皆に似せるように作ってもらったが、カインほど禍々しい出来にはならず、カインのものより値段を下げて販売した。
“呪われた像”
として売りだしたが、カインが
“冒険者の御守り”と書き換え、
冒険者の間ではピンチの時に魔物に投げつける
“呪われた御守り”という認識になった。
今では誰もが冒険の友として鞄の奥底に一体は入れている。
不思議なのが、本当に魔物が怯えるのである。
blossomには冒険者からカインへの御礼の手紙も毎日沢山届く。
『御陰様で助かりました』というような手紙。
blossomの中でもなかなかの売れ筋商品になった。
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