第1章~面接~

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…ウルッサイなー 今起きるとこだっちゅーの💢 母の声で目が覚めた… 「あんた、今日は面接なんでしょ、早く起きなさい!」 またいつものウザイ一言💢 うるせーなババァ!わかってるっちゅーの💢 そうだ、今日は面接だ… 5回目の… 中々今の時代中卒で仕事を見つけるのは難しい… 仕事もしないでダラダラと5年も経った… 別に不良だった訳じゃない… ただ面倒くさかったから高校は行かなかった。 今でも 普通に生きて行けるんだからヤバくなってからでいーじゃん。 そー思いながら、 面接へ向かった…… 株式会社 松屋… 面接先はどうやら鋼材を扱う会社のようだ。 職安で、面接出来るならどこでもいーと思っていたから (株)か(有)しかみていなかった… あ、あのーす、すいません。 面接に来た者ですけど… マサオは家では強いが 他人と話すのが大の苦手だった… 高杉さんですね。 ご案内致します😃 優しそうなお姉さんが案内してくれた。 コンコン…失礼します。 「ん、君が高杉君だね。まぁ掛けたまえ」 波平のようなオヤジが マサオに言う… はい、 有難うございます。 ?有難うございますは変だったかな?   波平「はっは(笑)まぁいい、履歴書を一通り見せて貰ったが…何故5年も働かなかったんだね?どこか体の調子でも悪いのか?」 毎回聞かれる質問だ… は、はい あのーちょっと持病の喘息が酷かったもんで、 でも今は もう大丈夫です! 面倒だから こう言うことにしてる。   波平「そうか、で、いつから来れるんだ」   えっ?使って貰えるんですか?   波平「だから言ってるんじゃないか」 マサオは驚いた! こんな簡単でいいのか?   それとも何か有るんだろうか…   そう思いながら、 マサオは来月の頭から 出勤出来ると伝え その日は帰った…   就職が決まっただけで、一人前になれた気分だった… そう言えば、会社のこと何も聞いてないな…   でもまぁ、いっか……   ~第1章完~
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