王女~エレオノーラ~

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王女~エレオノーラ~

ギルティーによって、故意に崩されたワタシは。 とある国の王女の傍にたどり着いた。 女性は、鏡の前に立つコトが何度もある。 まして、王女は本当の気持ちと仮初の気持ちとで。 バランスが崩れていた。 どこかミザリーにも似ていると感じながら、ワタシは。 王女エレオノーラに本当の姿を映し。 ミザリーを救うきっかけになった少女ゲルダに、キッカケを託した。 王女の元に訪れ、傍にいるモノの大切さを思い出させ。 自分の望む姿を取り戻すように、と。 不思議なコトに、ゲルダの涙がキラキラとこぼれ落ちて。 王女エレオノーラに決断をさせた。 そう。 ワタシは、ゲルダの傍にもいる。 王女エレオノーラは意志のバランスを取り戻し、 ゲルダはカイを取り戻す為に再び旅立った。 素直になれないコトが一番自分らしさを失っていたなんて、 ゲルダを見なければわからなかったコトだわ。 ゲルダには感謝しないといけないわね。
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