第1章

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「はい」 ドアを開けたが、誰もいない。 イタズラかと、顔をしかめると、 「あの、こんにちは」 下の方から声が聞こえ、視線を下げると、そこに一人の女性がいた。 身長190ある僕を、目を丸くして見上げる彼女。 スポーツ選手がよく着るジャージ、袖をまくった腕は僕よりたくましい。 日焼けした肌から、アウトドア派だと予想して、僕と正反対の人と判断する。 しかし、僕の大事な家時間を守る為に、必要最低限のご近所付き合いは必要だと知っていた。
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