アラフォー女が異世界へ引越してみた

面接

ちょっと早めだけども30分前には控え室に行くようにした。

あ、結構いるわ。200番代の人、早くきすぎじゃね？

パイプ椅子が並べられているので、空いてるところに座ろうと思ったが、

やはりここでも視線が……

あ、隅の方空いてる、ラッキー。

視線は無視、何食わぬ顔で隅の椅子に座った。

椅子は入り口側を向いて並べられてる。右側の壁には大きな鏡。

……鏡はマジックミラーになっていて、面接よりも待ち時間の様子を見て、

その人物の人間性をチェックする。

…………………ていうのがロマンス小説によくあるw

なんてことを考えてたら、

「よう！姉ちゃん」

一つ前の椅子に、後ろ向きにまたがって話しかけてきたオヤジ。