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でも、他3人は面倒くさそうに黒谷を見た。確かに面倒くさいよなー。男らしく笑って流せればいいのに…。
「はぁ…。何がよくないの?この子の言った通りだよ?黒ちゃん。本当のこと言われて怒っちゃだめでしょー。」
「うるせぇ!こんなに馬鹿にされて黙ってられるか!」
「…じゃあどうすんの?」
その問いかけに黒谷はこっちを見た。
「絶対、お前を弄んで捨ててやる!」
『はぁ?』
みんなの声がハモった。そらそーだ。意味がわかんない。なに?もてあそぶって。18にもなってそんなこと思いつくとか馬鹿じゃない?
「お前…何言ってんの?」
そーだ!言ってやれ!爽やかくん!(勝手に命名)
「うるせぇ!ここまで馬鹿にされてはい、おしまいってなるか!絶対この女泣かせてやる」
「流石に引くよ?黒ちゃん。」
うんうん!もっと言って!小悪魔くん!(例にならって勝手に命名)
「それに、弄んで捨てるなんて本人の前で言っちゃったらダメじゃん。」
うんう…ん!?そこなの!?違うでしょ!
「もう決めたことだし!絶対泣かせる」
子供かよ…。大体にして弄ぶやら泣かせるやら…そんなこと考えつくなんて…
「女々しすぎでしょ…」
黒谷がこっちを睨んできた。やば…声に出てた?
「あはは!やっぱ最高!宮田さん、面白いねー」
「いや!違くて!…これは、その…!」
あぁぁぁぁ、あんまり黒谷を刺激しないでー。今のは不可抗力なんだよー!
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