第1章

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そして、MEは、何かに引っ張られるように、身を裂く感覚を覚えた。 「またいつか、会いましょう。あなたが、その人生を終えた時に」 ちいさな声が、耳に残る。 「あなたと会うのも、もう10回目ですね」 MEは、その声に安堵を覚える。 長い旅をして、MEは還ってくるのだ。 彼……彼女の元へ。
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