第1章
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二回目が終わるころ、御主人は寝てしまった。 それに気付いた父親は読むのをやめ、絵本を閉じた。 それから、「まったく……」と言いながら微笑み、御主人に布団をかけた。 その後、父親は読み終わった絵本を僕の隣にしまうと電気を消して横になった。
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