第15話
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まつ毛に止まった涙が綺麗だった。 何か言いたくて震える唇。 潤んだ瞳。 雨と涙に濡れた白い肌。 その白い肌に張り付いた黒髪。 触れたくて 彼女に触れたくて堪らない。 そんな俺はおかしいのだろうか。 「江茉が死ななくて良かった。って思ってる」 悲哀まみれの泣き顔ですら、愛しいと感じる。
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