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# 窓からの 日差しはまろく見上げれば 雲のたなびく 秋 舞い降りぬ # 風吹かば 名残の夏を掃く如く 日めくり めくられ 彼岸の赤よ # 稲刈りのために帰省をしたという 部長の声も少し湿りて # 少しずつ 夜が伸びてく そんなわけ ないのに長き 一人の夜は # あの店に 寄ってみようか あの人は 変わらずそこに いるはずだから
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