冷静の青と情熱の赤

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冷静の青と情熱の赤

俺は毎日の習慣でスマホでSNSを開いた。 「あぁ。バトンが回ってきてるなぁ……。俺のイメージカラーは赤?」 それは、自分の紹介で次に回される人は色を指定されるというものだった。 俺は律儀にバトンの問いかけに言葉を打ち込む。 身長、体重、好きな食べ物、嫌いな食べ物、などなど……。 「えっと次は好きな色。そんなのはクールな青に決まってるじゃないか!俺のイメージカラーは赤じゃない!青なんだ!」 と言った独り言をそのまま打ち込んだ。 「えっと好きな子の名前……。」
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