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「.....私BL、ボーイズラブ系のモノを製作しておりまして....イベントでサークル参加...えっと、小さな会社の様な物を持っておりまして....オリジナルキャラの元ネタは私の...フフッ!私の会社の部長と課長を!フフフッッ!!!」
つまり...セクハラしてくる者達、中年男同士の絡みを描いた本を製作している....らしい。一番の興奮を見せる美女のガチさ加減。
物凄く恐ろしい逆襲である。当然本人達は知らない。
「あっ....引いちゃいました....よね?流石に....」
彼女は腐女子でもあった。
"そういう"物もあるとメアは知っており、別に否定はしていなかったが眼の前で突如カミングアウトされればどう答えていいのか分からなくなる。
「....個人の趣味だから良いとオモイマス....」
絞り出した言葉はあまりに無難。これ以上は自分には無理だ。首都高迷宮以上に深い迷宮なのかもしれない。
取り合えず話題を車に変えよう....
「....璃由良さんのバイパーのパワーってどんな感じなんですか?」
メアのスープラは280、650、851を自由に変更出来る。
トルクも最大で101とモンスターなのだがあのバイパーは、赤子の手を捻るかの如く簡単に白銀のスープラをブチ抜いていった。しかもスタートダッシュで。
「馬力はターボチャージャー装備で930、トルクは確か144だったと思います」
「きゅ"っ"っ"!???」
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