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そんな考え抜いたスープラとは間逆の存在が璃由良のバイパー。
このバイパーはご存知の通りボディ全てがドライカーボンで作り直されとてつもなく軽い。
だがバランスなんて全く考えないで依頼してしまったので、驚異的なまでの軽さを手に入れたが振動がシビアなんて物では無くなってしまった。
当然ショップ側はやり過ぎだと意見したのだが.....璃由良が大丈夫ですと押し切ってしまった。
板切れのセンターパネル、配線むき出しの車内、複雑に折れ曲がったシフトバー、現情報が一瞬で分かるモニター、レース用のマルチメーターも余計な物を付けたくないからとオールインワンタイプだ。
必要最低限過ぎる物だけ残し、それ以外全ては排除・作り直されている。
簡単にバイパーを表せば「パワー凄い、軽さ凄い、でも操る事は出来ない」車となってしまった
そんな操る事が出来ないハズの車をこの女は操る事が出来る。
まぁ余裕でと言うわけでは無いのだが....操れる事自体がありえないのである。
類は友を呼ぶとはまさにこの事
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