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『首都高速道路』
東京に存在する高速道路であり、数え切れない程の人間の交通を支えている無くてはならないモノ。
仕事に行くために、家族揃って遊びに行くために、荷物を運ぶために....朝、昼、夕、深夜、今日もどれ程の車が通ったのか?分からない。
そんな首都高だが別の用途で使用している者達も居る。
『走り屋』
ある者は峠だけでは収まらず更なる走りを目指して、ある者は己の腕を見せ付けるためにこの場所へ、ある者は只の暇つぶしとして。ある者は気がついたら走っていた。
誰からとも無く市民を支えている首都高は走り屋にとって最高のステージとなってしまった。
スピードは100を簡単に超えて150、200、300....、走る一般車両もその者達にとっては丁度イイ障害物。
非合法なストリートレースの留まりは収まらずに勢いを増していくばかり、走り屋の数は大幅に増えて右を見ればチューンドカー、左も前もチューンドカーでもおかしくない。
その様な行為を当然見過ごす訳には行かずに、警察は走り屋達を捕らえようと首都高にあらゆる罠を設置し激しいカーチェイスも繰り広げられて
いた....
そう『繰り広げられていた』のだ。
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