俺の称号を言ってみろ

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「一応エンジンバラして見たけど...これが凄いんだよっ!古い車なのに全然これっぽっちの汚れもサビも無いんだよ!正直ボクに頼まなくても問題無いってくらいにね。ボディもこれから確認するけど多分問題無いと思うんだ。本当にミウラが好きな人なんだなぁ...まるでタイムマシンで過去から持ってきた新車レベルだよ!」 「ほぉー、お前がそこまで褒めるたぁ珍しいな。どんな奴がドライバーだったんだ?」 「ん~、サングラスを掛けて髪を逆立てて、全身ムキムキで身長がトドロキよりも高い180くらいの男だったよ。ちょっと怖かったけど話してみるとそんな事なかったよ!凄い無口だったけどね....」 ―この車は...俺の"夢"...そのものだ― 「...って、彼は言ってたなぁ。どんな過去があったかは分からないけど色々あったんだと思うよ。そうだそうだ!名前は教えられないけどコードネームは教えて貰ったよ!『セプテム』って言うんだってさ。何をしている人なんだろうね?」 「コードネーム...?何だそりゃ、ボディガードでもしてんのか?どんな奴が走り屋でもおかしく無い世の中になったもんだなホント」
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