俺の称号を言ってみろ

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「トドロキ、以前のマクラーレンはNOSを沢山積んで何度使っても問題無い耐久度の高さも特徴だった。今のマクラーレンはターボになったから以前と同じ様にNOSを何度も使うって事は無理になったから気をつけてね」 構造やCPUの関係もありマクラーレンターボではNOS使用が制限されてしまった。NOSは冷却面でも有効であり(強引に冷やす効果もあるから)エンジン本体も恐ろしく頑丈に仕上げていたので連続使用でも何ら問題無く、大量にボンベを積んでいたのでNAで不利な場面でも勝利を収められた。 現在のマクラーレンはボンベを積んでいるが小型タイプを左右ハッチに一本ずつのみ、流石にこれ以上は構造が複雑になりすぎてしまいエンジンもターボを後付けしたので内部負担を考慮すれば何度も何度も使用する訳には行かなくなった。 何かを得れば何かを失う 大量のNOSと引き換えにターボを手に入れた。 場面場面で起動させる手間が無くなり常に安定した高パワーを授かったのだ。これなら状況によりNOSが不可な場面でも攻め込む事だって可能だ。 「まぁしょうがねぇな、承知の上でターボ化をお前に頼んだからな。よしっ、そろそろ9割で走らせて貰うぞ」 東扇島の三車線ストレートを爆進、走り屋の車が何台か居る気がするが完全無視。 背中から全身に入り込む未知の加速感、NAでは遅れを取っていた伸びがターボでは消えてしまった。 300以上の速度に慣れきっている轟ですら感じる僅かな恐怖感、頂点の車に絶大な力を施し自分はソレを操る腕がある。 ターボ化は正解だ....細かい事は抜きにこの...強大なトルク、身体が揺さぶられる加速、限界スピードに到達する時間の短縮、追加されたブーストメーターにコントローラー 夜空を羽織り星の輝きが点滅する圧倒的な存在が走り抜け、道行く走り屋達は汗が吹き出る。 まさか...有名なマクラーレンがさらに速くなってしまったのか...?ある種の絶望を伝えられて...
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