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「えっ?」
(この人間…バカなのか?俺…どう見てもタヌキだろうが!!)
「曽良俣さん…さっきまで背、高かったですよね…変身出来るんですか?」
実はタヌキに見える…。んー。やっぱりタヌキに見える…。言ってもいいのかなぁ…。
「俺…実は…」
「もしかして…」
「「タヌキ…」」かぶった!!
「驚いたか?俺、ポンポコ山から来た朔太郎っていうんだ。」
「うん。ビックリした。ポンポコ山って何処にあるの?」
ポンポコ山には時空を越えないと行けないらしい。
朔太郎くんは、人間の世界に修行の為にやって来た。変身も修行のひとつらしい。人間にバレないように言われてるのに、初っぱなから俺にバレてしまって、泣いてしまった。
何だか違和感なく不思議と現実を受け入れ、俺も田舎から出て来て知らない事ばかりだし、朔太郎くんも修行を頑張らないといけないし、お互いに助け合おうって事で、俺達は友達になった。
隣に引っ越して来たのはポンポコ山の朔太郎くん。何だか楽しそうな予感。
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