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 ーーー 結論  ※絶対に牧師じゃない  ※このオジサンは危ない  ーーー 要注意!…危険!! ーーー 深く考える必要は無い…… 生理的に大嫌いな瞳にマリは一瞬で警戒体制に入った。 「オジさまは牧師さまなの?これは誰の写真?」 舌足らずにロリっぽく…… 小首を傾げてスマイル全開 言いながらマリは写真を持って歩き出した。 しばらくしたらレイが掃除当番を終えて出て来てしまう。 ( 絶対にレイをこのオジサンの目に触れさせちゃダメ!! ) 本能がそう告げていた。 マリが突然、鼻歌を口ずさんだ。 マリの歩みがスキップへと変わった。 歩くよりはスキップの方が早い。一刻も早く校門を離れる為のマリの作戦だった。 男が慌てて小走りでマリを追った。 「キミ!待ちなさい!」 「オジさまはこの人探してるの?この人とどんな関係?」 校門から三十メートル程離れた所でマリはスキップを止めた。 「写真を返せ!」 男が急に声を張り上げて、もぎ取るようにマリの手から写真を取り上げた。 癇癪を起こした子供のような態度で先程までの虚ろな瞳には、ギラギラとした狂暴な光が灯っていた。
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