第1章
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「アキラー、ご褒美欲しいにゃー」 「なにそのキャラきもい」 「はい。ごめんなさい。」 そういいつつも俺林アキラは、彼女柴田美咲に近寄り、そのミサキは俺の隣をルンルンという効果音がピッタリのハイテンションで歩く。 俺たちは周りの人からどんな風に写っているのだろうか。多分仲睦まじいカップルに見えるだろう。 歩いている場所が、炎で包まれた半壊の街で無ければ………。
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