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優真の腕を締め付けながら、ドヤ顔をするユウリに、留奈と優真は開いた口が塞がらない。
「ユウリ、モトヌイグルミツレテクル。
イパイツレテイク。
アンシン。」
ユウリが仲間になればかなりの戦力になりそうだ。
ふと、気が緩んだのか留奈が突然吹き出す様に笑い始めた。
「ぷっ!アハハハっ!
いいんじゃないか?
そうと決まれば春香さんの許可とらないとな!」
「ワーイ。ヤタァー!!」
「ちょっと!お姉ちゃん!
ユウリはまだ……」
「ぷっ!それに…だ。
早く放してもらわないと優真も戦えなくなるかもね。
ユウリちゃん、相当力あるみたいだよ。」
「へ?」
留奈に言われ、ユウリが掴む腕を見ると真紫に変色していた。
「ちょっ!ユウリ!?」
「!?
ゴメナサイ!オネチャン!!」
「ちょっ!?いきなり放したらっ!!
アァァァァァァ!!!
腕が痺れ………」
「オネチャン!ドシタライイ!?」
「さわらな……アァァァァァァ!!」
「オネチャン!?」
「アハハハハハハッ!!!」
腕が痺れ、騒ぎまくる優真に、オロオロするユウリ。
そんな和やかな雰囲気に留奈は腹を抱えながら、笑わずにはいられなかった。
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