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「ハァハァハァ……。
あははははっ!楽しかった!
あれが雨か!うん。たまにはいい!
新鮮だなぁ!」
と、留奈はご満悦そうに笑っていたが、他のものはそうでもない。
「サタン!あなたねっ!」
「ビチョビチョデス。」
「まぁ!まて!!
今乾かすものだすから!
フレイムボール!」
サタンは、火の玉を召喚し、地に浮かべる。
「サタン……
着替えるから、あんたちょっとあっち行ってなさい。」
「おう。」
「優真…。
着替えもビチョビチョだ。」
「……っー!
サタン!なんとかしなさい!」
「なんとかって……
さっきの魔法じゃ洞窟内に雨が降るだろう?」
「本当!使えないわねっ!」
「オネチャン……
ドウドウ。」
「とりあえず、絞って乾かそう。」
「あんたはそこで正座だかんね!」
「はぁー。」
サタンの自爆により、足止めをくらった留奈達。
雨が止むのを待ち、一時の休息。
その間、時を戻し、弥達の動向を見ることにしよう。
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