忘却の子ノ神ー序章ー

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【十創神:ネフラディ・エーゼル】 「!!?」 【王神:ディージャード=アルベラン】 「なんだ今のは?」 【獄国の闇:クュルティン】 「貴様が知る必要はない」 クュルティンは苦笑いした 【戒邪神:リュラウス】 「まず一体」 “支配ノ刻(ムルフダール)” 鎖で捕らえられていた十創神の元に闇が覆い尽す 【十創神:ネフラディ・エーゼル】 「くっ……!!私が敗れても全力でディージャード様を御守りせよ!」 エーゼルは闇に包まれた 【ディージャード】 「やつらを阻止せよ!」 【一創神:クァルクァン】 「我ら十創神の核が消えようとも怯むな!」 【廃邪神:フロニキシス・滅邪神:アースカイン】 「そろそろ余たちにもやらせろ、リュラウス、ハイブロード」 “廃滅螺旋(イブルリース)” 二体の創邪神が力を合わせた能力で物凄い速さの黒い闇が無数に飛び交いながら螺旋状に十創神たちを追いかける 【二創神:ルゥデォル】 「早い……!!」 【三創神:ウォクシム】 「逃げきれ……ない!!」 【四創神:ィシュライナ】 「そんなバカな……!!!」 【五創神:メゾンヌ】 「あり……えん!」 【六創神:ギァズラージ】 「こんなはずでは……!」 【七創神:モルァクタ】 「ぐぁぁぁぁッ!」 【八創神:ユティアンヌ】 「王神……様!」 【九創神:サーマルディ】 「我らが……一瞬で……!」 ズシュッ 【クァルクァン】 「ぐはッ……!!」 残る十創神の身体をまとめて貫通させた 【ディージャード】 「なん……だと……!?」 【クュルティン】 「ふはははは!こんなものか?十創神の力は!! 千年前よりも弱くなっているじゃないか」 【フロニキシス】 「ふ……余たちの力を受けた者は直ちに消え去る」 【クュルティン】 「待て、誰が消せと言った?私はお前たちに蹴散らせと言ったまでだ」 【リュラウス】 「申し訳ありませんクュルティン様、直ちに私の能力で彼らの能力を戒めます」 “禁戒鎖(デオーザ)” 【クュルティン】 「勝手なことをすればお前たちとて私は消し去るつもりだ。余計なことはするなよ」 【リュラウス】 「はッ!」 “支配ノ刻” クュルティンは十創神を闇に包んだ
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