『反乱軍』

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【人々】 「いきなり徴兵って言われてもなぁ……?ど素人の兵を集めて戦争なんてさせる気かよ?」 【シン】 「だいぶ騒がしくなってきたなぁ、とにかく別の記憶の欠片(エフィクリート)を探しに行くしかないか」 そうこう考えているうちに先ほどのモニターが再び映し出された 【神聖日本帝国軍 大将 佐渡仁介】 「はい関東圏の方々注目、神聖日本帝国軍 大将“佐渡仁介(さわたりじんすけ)”だ。先程陽光照人殿がお伝えした通りこの国は軍隊の兵力を高める必要がある為、我が国では徴兵制度を設けることとなった」 【人々】 「嫌だ!徴兵になんかなってたまるかよ!」 【仁介】 「尚、この制度に不服がある場合でも天皇陛下の勅令である為、背くことがないようにお願いする。明日以降から関東圏の指揮は私が持つこととなった。明日、神聖日本帝国軍を派遣し迎えを用意する。各家庭の保護者は把握の程をお願いする」 【シン】 「徴兵制度か……怖い制度だ」 【仁介】 「それでは私の方からは以上だ、連絡がある場合には追って伝えていく、失礼」 プシュンッ 【人々】 「明日から俺たち軍隊に加入しなきゃいけないのか……嫌だな」 【シン】 「やっぱり、僕は一旦この国から出た方が良さそうだ」 【???】 「待ちなさい、そこの少年」 【シン】 「ん?あなたは?」 【お爺さん】 「私の元に来なさい、詳しくはそこで話す」 【シン】 「よくわからないけど……わかりました」 シンは見知らぬお爺さんの後について行った
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