18人が本棚に入れています
本棚に追加
【神聖日本帝国軍一等兵】
「報告致します!近くで狩屋上等兵が反乱軍と交戦し敵に敗北したとのことです」
【神聖日本帝国軍-軍曹-守寺俊徳】
「俺がすぐに向かう、そこへ案内しろ」
新宿区にいた軍曹率いる帝国軍はシンたちのもとに向かう
ダッダッダッダ
狩屋たちの戦闘が終わると他の指揮班部隊が集まってきた
【反乱軍指揮班-総指揮官-永妻圭佑】
「ところで君たち、勝手に戦闘を始めるのやめてもらっていいかな」
【反乱軍第二指揮-班長-シン】
「あなたは確か…総指揮官?」
【永妻圭佑】
「そう、僕が選ばれし総指揮官。いくら君たちが強くても勝手に動かれてはやりにくい、今後は僕の指示に従うように」
【反乱軍第二指揮-副班長-月影千逸】
「申し訳ありません、ところでどのように動けばいいでしょうか?」
【反乱軍指揮班-総副指揮官-叡智冬夜(えいちとうや)】
「気安く圭佑さんに語りかけるな!圭佑さんが許しても我らが許さん」
【反乱軍指揮班-総副指揮官-村松佐清(むらまつすけきよ)】
「圭佑さんの指示はこれから行う、黙って聞いていればいい」
【永妻圭佑】
「どうやら勝手に動いた部隊もいるようだから、ここにいる部隊にのみ伝える。まず…第二指揮班は僕たちと共に港区に向かってもらう」
【シン】
「それだけ?」
【圭佑】
「第三指揮班は品川区、第四指揮班と第六指揮班は台東区、第五指揮班は文京区に向かってくれ。
【反乱軍第四指揮-班長-音瀬鳴貴】
「ちょっと待ってくれ、なんで全部隊で品川区じゃないんだ?」
【叡智冬夜】
「貴様、勝手に話すな!」
【音瀬鳴貴】
「うるせぇ、お前には聞いてない」
【冬夜】
「なんだと?」
【音瀬律人】
「よせ、鳴貴」
【圭佑】
「これは敵の戦力を分散させる為、そしてあくまで中央区から近い区域には必ず敵がいるはずだ。彼らを牽制しながら戦い僕らは囮となる」
【反乱軍第六指揮-班長-海崎宗仁】
「なぜ第四と第六が同じなんだ?」
【圭佑】
「台東区域は中央区に近い、恐らく強い敵がいてもおかしくはない為、二部隊で進軍してほしい」
【海崎宗仁】
「了解した」
【鳴貴】
「よろしく頼みます、宗仁さん」
【宗仁】
「あぁ、よろしく。俺に敬語は使わなくていいよ」
【鳴貴】
「そうか?なら遠慮なく」
【圭佑】
「他の部隊もじゅうぶん注意して進軍してくれ、早くも敵はここ新宿に集まってきている。すぐに分散しよう!何かあれば報告をしてくれ」
【反乱軍第三指揮-班長-工藤大悟】
「了解だ」
【反乱軍第五指揮-班長-桐生彰一】
「了解」
ダダダダダダッ
反乱軍は一斉に散らばっていった
【圭佑】
「さて、僕たちも向かおう」
【シン】
「うん!」
ダッダッダッダ
【???】
「待て、お前たちどこへ向かうつもりだ?」
【シン】
「……!だれ?」
【神聖日本帝国軍-軍曹-守寺俊徳】
「そこに寝てる狩屋を倒したのは貴様らか?見事だ。だが今度はそうはいかんぞ?」
【圭佑】
「…さっきの部下の上官か?」
【守寺俊徳】
「そうだ。久々の殺しを楽しませてくれよ?」
守寺は身構えた
最初のコメントを投稿しよう!