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茶封筒はバサリと私の前のデスクに投げられた。
落ちた拍子に封が開き、中身が乱雑に飛び出した。
悲鳴をあげそうになるのを必死に耐えて、
私はそれから目を逸らした。
すると、彼が封筒から出た一枚を手にして私の真正面に立った。
「君に会った時はホントに驚いたよ。
その眼鏡、もしかしてカモフラージュのつもり?
あはは。最初はまさかと思ったけど、不思議なもんだね?
ピンときたよ」
彼は手にしていた一枚の写真を舐めるように見つめた後、表を返して私に写真を見せつけた。
「よく撮れてると思わない?」
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