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「どうした?……どうして欲しい?……何が言いたい?」
部長は私の耳に熱い息を吹きかけながらそこにキスまで残していった。
「……言わなくても……わかるでしょう?」
私はシーツから手を離し、部長の首へ腕を回した。
彼の指先を濡らしていく自分に恥じらいながらも、わずかに脚を開いた。
彼の指先に私の全部を知られるのが怖いくせに……
一方では
私のすべてを……
……知って欲しかったから……
だってもう彼には……
何も……隠さなくてもいいから……
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