第3章 陽月、鬼と会う

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陽「…。」 斎「…。」 沖「土方さんの鬼!悪魔!」 ?「なんだとてめぇ。総司、良い加減にしろ!」 (眠たい…。) 陽月はうつらうつらとし、沖田は顔を鬼のようにした男と言い争っている。斎藤は黙って目をつぶっている。 作者/(何このカオス…。カオスって生まれて初めて使ったよ…。) 何故こんな状況になったのか…。 それは、1時間ほど前の近藤と沖田、斎藤の会話に遡る。 斎「しかし、土方副長は反対なさるのでは?」 近「そうだなぁ…。歳は反対するだろうなぁ…。」 沖「そんなの、近藤さんがいたら大丈夫ですよ!なんだかんだいって、あの鬼は近藤さんに弱いんですから!」 沖田は自信満々に言うが、2人は不安そうだ。 陽「ひじかたってだぁれ~?」 (鬼さんなのかな~?陽月と一緒で人間じゃないのかも~?) 仲間がいるかと思った陽月は、期待した顔で近藤に尋ねる。
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