第2章 天使、新撰組に

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陽「えーと、あれはー、新撰組だったっけー?」 耳が良い陽月は京の人々の話を聞いてみる。 町1「嫌やわ、壬生狼やで。」 町2「人斬りの壬生狼やわ。」 町1「なんであんな人らがいるんやろな。」 町3「あんなん、いなくなれば良いんやけどな。」 (ほよ?新撰組って、京の人達を守ってたんじゃなかったっけ?) 新撰組が気になった陽月は、羽織の男達を追うことにした。 陽「んじゃー、飛ぼーっと。」 陽月がそう言うと、背中から透きとおった羽が出てきた。 羽を羽ばたかせると、陽月は男達を上空から追って行った。
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