第1章

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そしてお互いにいい雰囲気になりお互いの唇が重なろうとした時、その時に大きな地震が起こった。 驚いた二人は、慌てて部屋から出ていく。 そして向日葵荘の前に出ると、後手さんが庭いじりをしていた。 希は後手さんに聞いてみた「後手さん、今凄く大きな地震が来たでしょ。」と目を大きく開いて言う。 後手さんは大声をだして笑いながら、「希ちゃん何言ってんだよ。地震なんか起きちゃいないよ夢でも見たんじゃないの。」と言う。 そう言われて二人は顔を見合わせて考え込んでしまった。 確かにあれはひどい地震だった。 でも後手さんがウソを言っている様には見えない。 二人は部屋に帰ると大きなため息を吐いていた。 岡本先輩は、「いいじゃん。さっきのは気のせいだったらさ、もう一回やり直そうよ。」と言うと、今度は希の身体の上に覆いかぶさるように乗ってきて希にキスをしようとした。 岡本先輩が希にキスをしようとした時、また大きな地震が起きた。
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