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本名:シヴァトライザー
愛称:クリス
年齢不詳の自称・大魔法使い。
怪しい風貌とオネェのような言葉使いと、たまに出る古風な言葉を操る、不審者。
過去には魔法学校の先生を勤めていたらしく「先生」と呼ばれたり、豊富な魔法薬・魔法石の知識や古術の研究・開発をしていたらしく「師匠」と呼ばれていたり、有名な富豪の息子なのか「シヴァトライザー卿」と呼ばれたりする年齢も経歴すらも謎な人。
若い男性とガテン系の筋肉隆々な男性や、若い男の子が好きだったりと、カッコいい男子にはとにかく目がない。
年齢の事を聞くのはタブーだが、思い出話を聞いていると、もはや伝説クラスの話が飛び出したり過去に勇者と名高い人物が登場するなど、何年生きているのかすら不明。
オネェ言葉を使い、怪しさに拍車をかけている。
若い冒険者には「クリスってお呼びなさいっ!」と癇癪を起こしたりするので、扱いが面倒くさい人。
性別すら彼に聞くのはタブー。
「好きになった人に男も女もないの。同じ人間は誰であろうと区別しないわよっ!」と言って触れる事すら拒んでくるので、面倒くさい。
町の一等地で、魔法薬や魔法石など「魔法」と名の付くありとあらゆる品物を取り扱っている「魔法アイテム」専門のお店の店主。
彼のお店に行けば、手に入らないモノは無いとまで囁かれるが、噂の真相は定かではない。
彼を良く思わない若い連中が、彼に難癖をつけたりするが、ものの数分で「参りました~許して下さい~」と根をあげるなど、その実力は今も衰えていない様子。
普段はあらゆる書物を読み漁る程の本好き。
彼の頭の中はどうなっているのか?と噂される程町の人からも信頼が厚く、病院や道具屋の代わりに利用する人もいるので、地方に支店を求む声は少なくない。
彼を慕う「弟子」は老若男女を問わず、彼から譲り受けた一冊の書物で一つの店を切り盛りしている程の才能がある。
そんな書物が、店の倉庫には何千冊と置いてあるのだから、彼を「師匠」と慕う人間は後をたたない。
国の歴代の王とも親交が深いようで、王が困ったりすると彼の店を訪れているという話は、嘘であっても信じたくなってしまう証拠が揃っているのだから、仕方がない。
「わたしの手にかかれば不可能はナイのよ。
キィッェキィェッキィェッ…」
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